付き合っている彼とそろそろ結婚したい。
結婚するならどんな人がいいかな?
と思っている方はいませんか?
幸せな結婚生活を送るためには大切なことがたくさんあります。
その中のひとつとして、あなたの結婚相手は子供ができたときに良いパパになってくれるでしょうか?幸せな家庭を築くためには子供を愛し、大切に慈しんで育ててくれる相手であるということが必要なのです。
良いパパになれる人とはどのような人のことを言うのでしょうか?
こちらをご覧ください。
一流大学?勿論入れた方がいい。一流企業?勿論入れた方がいい。ただ息子よ。父いま酔ってる。酔ってるが言いたい。人の不幸をちゃんと悲しむ。人の幸せをちゃんと喜ぶ。そっちの方が、遥かに、遥かに尊い。綺麗事か。綺麗事かもしれんが、酔ってる父は、わりと、それを断言したい。
— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) 2018年3月11日
息子さんへの愛を感じる素敵なツイートです。
確かに社会的地位を築くことも大切です。でも人の不幸を悲しみ、人の幸せを喜ぶことができるのは周りから愛されて育った人だけです。
自分が愛されたからこそ人間は愛すべき存在なのだと大切に思い、自分のことのように悲しんだり喜んだりできるのです。
このツイートは息子さんへの人生の道しるべであり、ラブレターなのです。
このツイートは名バイプレーヤーとして映画やドラマにひっぱりだこ、現在はドラマ『今日から俺は!!』や、大人気映画『銀魂』でも存在感を放つ脇役を演じている個性派俳優、佐藤二朗さんのツイートです。
佐藤二朗さんのツイッターは、フォロワー数100万人超えを誇る大人気アカウントです。
なんと人気ツイートをまとめた書籍まで2冊も出しています。
2016年に『佐藤二朗なう』2017年に『のれんをくぐると、佐藤二朗』が出版されています。


佐藤二朗さんのツイッターはお嫁さんと息子さんとの日常が面白おかしく綴ってあり、それが大人気になっています。
笑いがありつつも2人を愛して大切にしていることがとても伝わってきます。
佐藤二朗さんは家族愛にあふれた良いパパなのです。
そんな佐藤二朗さんを参考にして、良いパパになる人の条件をご紹介します。
目次
佐藤次郎のプロフィール
まずは佐藤二朗さんのプロフィールを見てみましょう。
49歳
愛知県出身
身長 181㎝
A型
学歴 信州大学経済学部卒業
大学卒業後は大手企業リクルートに入社。

時代はバブル真っ只中だったため、入社式も派手なイケイケ感満載でそのノリについていけず、なんと入社日に退職!
社員証を返すときに人事部長に「リクルート30年の歴史で、入社日と退社日が同じ日になったのは君が初めてだ」と言われたそうです。
その後は劇団附属の俳優養成所に入所。
しかし1年後の入団試験に落ちました。
そのため別の劇団に入団しましたが、1年で退団してしまいました。
俳優の適性が無いと感じた佐藤二朗さんは、26歳の頃に小さな広告代理店に就職し、営業でトップの成績をおさめていました。
しかし俳優への道が諦めきれず、会社勤めをしながら俳優活動を開始しました。
そして28歳頃に「劇団自転車キンクリート」に入団したことをきっかけに会社を退職しました。
30代に入ってから堤幸彦の監督作品に出演したことをきっかけに、トリッキーで個性的な役で出演する機会が増えました。
お嫁さんとは8年の交際を経て2008年に結婚しました。
そして2011年12月22日に息子さんが誕生しました。ちなみに佐藤二朗は本名です。
お嫁さんのことは「ルミねえ」と呼んでいます。
息子さんのお名前は公表していません。
佐藤次郎さんはアドリブが得意で機転が利く人
佐藤二朗さんは本番で共演者さえも笑わせてしまうほどのアドリブの天才。
アドリブといっても自分がただ言いたいことを好き勝手に言うのではなく、もともとの脚本を超えた面白さが無ければ、ただNGを出すだけになってしまうという諸刃の剣。
その場に合わせた最高の言葉と動きが出せる頭の回転の速さと、アドリブを繰り出せる度胸が必要な難易度の高いものなのです。
子供は予想外な行動やとんでもない質問をしてきます。
子供の行動で他人に迷惑をかけることもありますし、危ないことをすることもあります。
そんなときにただ、「コラ!」「ダメ!」と叱るだけでは子供は怒られるからやってはダメなんだと思ってしまいます。
質問されたときに、子供が理解できないような答え方をしたり、知らないからといってごまかしたりしてしまうと子供から尊敬されなくなってしまいます。

アドリブや機転が利く頭の回転が早い人は、なぜダメなのか理由をきちんと子供にわかりやすく説明をしたり、知らないことでも持ち前のアドリブ力で子供自身に考えさせるように仕向けたり、子供の尊敬を失わない方法が取れるのです。
何かあったときにアドリブがきく対応が取れるということは、良いパパになれるかどうかの重要な条件です。
佐藤次郎は挫折から立ち直ったことがある人
佐藤二朗さんは2度も劇団を退団したことで俳優の才能がないと感じ挫折、いったん夢をあきらめました。
その後再び夢を追いかけることを決心し、遅咲きながら俳優界では、なくてはならない存在になり成功されています。
子供は自分の思い通りにはなりません。
子供はたくさん失敗をします。失敗することで成長していくのです。
大きな挫折をしたことがない人は、子供の失敗からの成長を信じてあげることができません。
子供が失敗するたびに「俺の子なのになんで上手くできないんだ」とパパが思っていることを、子供は気づきます。
子供は親の心の機微に敏感だからです。親にダメなヤツだと思われていると感じた子供は卑屈に育ってしまいます。

挫折を経験した後に成功した人間は失敗に寛容です。子供の今後の可能性を信じてあげられるからです。
そんなパパを見て育った子供は、のびのびとした子に成長します。
佐藤次郎は家族を愛していることを隠さない人
あなたの彼はあなたが他の人に褒められたときにどんな態度をしますか?
例えば彼の友達が「お前の彼女料理上手だな」と言ったとします。
彼は「いやー、でもコイツ掃除できないよ。部屋とか汚くてさー」というタイプですか?
それとも「そうなんだよ。ありがとう」というタイプですか?

前者のような、謙遜してあなたのことを悪く言う人は子供のことも悪くいいます。
大人ならそれが照れ隠しであったり、謙遜しているのだとわかります。
わかってても嫌な気分になりますけどね。
子供は謙遜なんてわかりません。
言葉通りに受けとります。例えば他の人が「賢くって良い子ね」と褒めたとします。
そんなときに父親が「そんなことないですよ。不出来な息子でー」と言ったとしたら、子供は「パパは僕のことダメなヤツだと思っているんだ」と思います。
親の言葉は呪いです。
小さな子供にとって親の言うことは絶対。
自分のことをダメな子だと思いこんでしまい、自己肯定感が失われて、将来の可能性を潰してしまうのです。
佐藤二朗さんはお嫁さんと今でも毎日ハグやキスをするほど愛していますが、その愛している気持ちをツイッターでも隠していません。
てかさ、てかよ、赤の他人なのによ、いっしょーをよ、いっしょーをさ、いっしょにあゆもうとさ、おもえるやつがさ、やつがよ、ちかくにいるのはさ、じつはさ、じつはよ、うちゅうでいちばんしあわせなことなんさ、しらんけど、おれはさ、うちゅうでいちばんよめをあいしてる
— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) 2016年6月15日
そしてやはり息子さんへの愛も隠していません。
嫁と約束。息子が小学生になったら息子ネタ書かん。だから書かん。が、今日夕焼けを見ながら手を繋いでサミットに行った時思う。信じられぬ程愛してるという事を書いておきたい。後に息子が超ウザイと思っても君へのラブレターは何万通あれど足らない。息子よ。自分の人生を思い切り生きる人になれ。
— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) 2018年7月9日
佐藤二朗さんのお嫁さんと息子さんは幸せですね。あなたの彼はあなたへの愛を隠さずに出してくれる人ですか?
まとめ 子供の言動に真摯に向き合い、子供の可能性を信じてあげられる人が良いパパになる
最後にひとつ注意点をご説明します。
よく勘違いされますが、子供好きな人=良いパパになれる人ではありません。
彼は子供と目が合うと笑ったり手を振ったりしてあげるし、一緒に遊んであげたりするから良いパパになるわと言う人がいますが、それは間違いです。
その彼は子供好きなとっても素敵な人ですが、良いパパになれるとは限らないのです。
自分が責任を持つ必要がない他人の子供と遊ぶということは、彼にとっても楽しいことです。
子供の可愛い面だけが見れますから。
でも自分の子供となるとそうはいきません。
可愛いだけではなく大変なことがたくさんありますし、ひとりの人間を育てるという大きな責任を背負わねばなりません。
その責任はとても重いものですが、その責任を持てるということは幸せなことでもあります。
良いパパになれる人と結婚して幸せを分かち合いましょう!