彼が『浮気』をしているかもしれない。
『浮気』をしている人間は多かれ少なかれ必ず『嘘』をついています。
そして嘘をついている人間は無意識のうちにいろいろなサインを出しています。
隠そうと思ってもしぐさがいつもと違ったり、話し方や会話がおかしかったり。
どんなに上手に嘘をつこうとしても、焦りや心の奥底にある罪悪感からどこか不自然なふるまいをしてしまうのです。
嘘を見破るためには無意識からくる体の動きや会話の不自然さに気づくことが重要です。
これから心理学や脳科学を参考にして『彼の嘘』を見破る方法を「しぐさ」と「会話や話し方」に分けてご紹介します。
これからご紹介することはあくまでも可能性の話です。
これをしていたから「絶対に嘘だ!浮気している!」ということではないことをご了承の上で参考にしてみてくださいますようお願いします。

目次
◎しぐさから嘘を見破る方法
◯目は口ほどに物を言う
人間は考え事をしたり何かを思い出そうとしているときには、無意識に視線を上に向けてしまいます。
目から入ってくる情報量はとても多いので、物事をよく考えようとするときには目からの情報が邪魔になります。
だから無意識のうちに何もない天井や空などを見てしまうのです。

そして目の動きには嘘をついているサインが表れます。
右上を見ながら話すときは今まで見たことがないものを想像しているとき、左上を見ながら話すときは過去に見たことや経験したことを思い出しているときです。
これはイメージを司る右脳が働くときは視線が右に行き、思考を司る左脳が働くときは視線が左に行くからです。
つまり話しているときに、視線が『右上』を向いていると未経験のものを『想像』しているので『嘘をついている』可能性が高いのです!
ただしこれは左利きの人の場合は反対になります。
そして個人差があるので普段から何気ない質問をいくつかしてみて、彼が本当のことを言っているときは視線がどちらに向いているのか数回テストしてからの方が確実性が上がります。
このように目の動きには脳内の深層心理が関係しているので、心の動揺が表れます。
興奮や緊張が出やすいので『まばたきが増える』『目をこする』『目が泳ぐ』『視線をそらす』など、いつもと違う不自然な動きをするときも嘘をついている可能性がありますので気をつけて見てみてください。
◯『逆ピノキオ効果』で嘘つきは鼻をさわる
童話の『ピノキオ』では嘘をつくと鼻が伸びます。

実際にはこの逆で、人間は嘘をつくと鼻が縮むということがスペインの大学の研究で判明しました。
これは嘘をつくことによって不安を感じたときに鼻の温度が下がり、鼻が縮むということです。もちろん見てわかるほど縮むわけではないので、それで判断することはできません。
嘘をついている本人はその微妙な温度変化を感じとっているためか、無意識に『鼻をさわる』回数が増えるのです。
◯口を隠す
嘘をついている人は表情の変化を見られたくないので口を隠す傾向があります。
後ろめたさから嘘の言葉を発する口を隠したがっているのかもしれません。
◯顎の動きを見逃さない
こちらは刑事も取り調べで嘘を見抜くときに使うテクニックです。
質問された内容に嘘があると無意識に顎がピクピク小さく震えたり、顎をかすかにクィッとあげたりします。
例えば電話に出てくれなかった次の日に「昨日はなんで電話に出てくれなかったの?」と聞きます。
「昨日は疲れてて早く寝ちゃったんだ」と返事をしてきたときに彼の顎が動いたらそれは嘘の可能性大です。

かすかな動きなので見逃さないようにご注意ください。
◯生唾を飲んだり咳払いが増える
嘘をついていると緊張により交感神経の働きが活発になってアドレナリンが分泌されます。
アドレナリンは脳の口渇中枢に働きかけるので喉が渇いてきます。
そうすると喉の通りを良くしようとして唾を飲もうとしたり、咳払いをするのです。
◯身ぶり手ぶりをしなくなる
人間は本心を話したり、言葉にしきれない感情を伝えようとするとき、無意識に身ぶり手ぶりをします。
嘘をつくときは頭の中はつじつま合わせで大忙し。
身ぶり手ぶりをする余裕が無くなるのです。

もちろん身ぶり手ぶりの大きさには個人差がありますので、彼の普段の状態と比べて検証してみてください。
◯ミラーリングをしない
心理学でのミラーリングとは、相手の行動やしぐさの真似をすることによって相手に親近感や好意を持たせることができるという心理効果のことです。
みんなに好かれたい、嫌われたくないと思うことは当たり前です。
だから私たちは無意識で日常的にミラーリングを行っているのです。

友達とカフェで話しているときに友達が飲み物を飲んだら、同じタイミングで自分も飲み物を飲んでいたということってありますよね。
これも無意識のミラーリングなのです。
嘘をついている人間は矛盾なく嘘を作り上げることに必死です。
無意識のミラーリングをする余裕が嘘つきには無いのです。
◎会話、話し方から嘘を見破る方法
◯マジックワード『疑ってごめんね』
あのメンタリストのDaiGoさんが紹介されていた浮気を見破ることができるマジックワードです。
そのマジックワードとは『疑ってごめんね』
会話や話し方で嘘を見抜くためには、彼に浮気を疑ってますよーと気づかせてしまうような質問をしなければならないことが多いです。
そうした質問をした後に自然な流れで言うことができるこの言葉は、まさに嘘を見抜く最後のトドメ!
あなたが『疑ってごめんね』と言った後に彼が笑顔になったら、彼は嘘をついています。
誰だってしてもいない浮気を疑われた場合には不機嫌になるのが当たり前。
ごめんねと謝られてもすぐに笑顔にはなれません。

しかし本当に浮気をしていた場合は『疑ってごめんね』と言われることが試合終了のゴングに聞こえることでしょう。
やっと追求から逃れられた安心感と嘘がバレずにホッとしたことで、思わず笑顔になってしまうのです。
「いいんだよ。そういう時もあるさ」みたいな余裕ぶった態度になっていたら要注意です。
そして何よりこの言葉の素晴らしいところは、浮気を疑う質問をした後の気まずい空気を、きちんと謝ることによって和らげる効果があるということです。
まさにマジックワード!
◯「え?」「ん?」と聞き返してくる
例えばあなたが彼に「昨夜の会社の飲み会ってどこのお店でやったの?」と聞いたとします。
絶対にちゃんと聞こえていたくせに「え?」と聞き返してくるのは嘘のサインの可能性があります。

脳科学では男性の脳はひとつのことにしか集中できにくいとされています。
だから会話をスムーズに続けながら嘘の内容を考えることが苦手なのです。
聞き返してくるのは時間を稼いでその間にあわてて返事を考えているのです。
「え?どこのお店で会社の飲み会をしたかだって?」というように、もっと時間を稼ぐためにこちらが言った言葉をそのまま繰り返してくる場合もあります。
続けて「飲み会で何を食べた?」「どんな話をした?」と質問していき「え?何を食べたかって?」とか「ん?」と聞き返すことが増えていく場合はかなり嘘をついている可能性が高いでしょう。
◯質問に直接答えない
例えば冗談っぽく「浮気したことある?」と聞いてみます。
「はい」か「いいえ」で答えればいいのに「僕は君が好きだよ」など、質問に直接答えない場合は怪しいかもしれません。
なぜなら「僕は君が好きだからないよ」とも「僕は君が好きだけどあるよ」とも取れるので、ハッキリと嘘をつくことから逃げられるからです。
直接的ではなく曖昧な言い方でごまかしてきた場合は嘘をついている罪悪感を隠そうとしている可能性があります。
また、「はい」なのか「いいえ」なのか答える前に質問を返してくるのも要注意。
例えば「なんでそんなこと聞くの?」や「どうしてそう思ったの?」と質問してきた場合には、あなたがどこまで知っているのか探っている場合があります。
◯詳細にしゃべりまくる
浮気に関係することを質問したときに、聞いていないことまで詳しく細かくペラペラしゃべりまくる男性も怪しいです。

必要以上の情報をあなたに聞かせて、本当のことから注意をそらそうとしている可能性が。
木を隠すなら森の中。
見抜かれたくない嘘を他のたくさんの嘘で隠そうとしているのかもそれません。
◯不自然なタイミングで話題をかえる
質問に対して簡潔に答えた後すぐに全く違う話題をしたり、会話を無理に終わらせようとしてくるのは、それ以上追求される前に逃げている場合があります。
例えば「今のライン誰から?」と聞いた後に「友達だよ。そういえばあのニュース見た?」とか「友達だよ。喉が渇いたから自販機で飲み物買ってくるね」というように答えるケースです。
◯思い出話をしてみる
先ほども説明しましたが、脳科学では男性の脳はひとつのことにしか集中できにくいとされています。
そして男性は不器用な人が多いので、あなたとの思い出と浮気相手との思い出を混同してしまうかもしれません。

映画やレストランやディズニーなどどこでも良いので、彼があなたとも浮気相手とも一緒に行ったことがありそうな場所の思い出話をすると混同しやすいです。
◯嘘つきのフレーズ
最後に嘘を言っている人がよく使うフレーズをご紹介します。
「正直に言うと」
「率直に言うと」
「本当のことを言うと」
「実は」
「本当だよ」
「信じて」
この嘘を相手にどうにか信じてもらおうとして、真実を話しているのだと強調してくるフレーズです。
◎まとめ 嘘を見破るには無意識ではない状態に注目する
彼が浮気をしているかもしれないと思ったときに嘘を見破る方法をご紹介しました。
人を疑うということはその人との関係にひびが入ってしまうかもしれないということと、これらをしていたから絶対に嘘だ、浮気をしているということではないことを踏まえて彼を観察してみてください。